工芸か? 現代アートか?
いま、工芸の世界に新しい潮流が流れている。名付けて、「未来工芸派」。
「未来工芸派」50人の工芸作家の作品をジャンル別に紹介。2012年4月から8月まで、金沢21世紀美術館で開かれた「工芸未来派」展には、多くの美術ファン、工芸ファンが集まりました。当美術館では、2009年、2010年と現代の工芸に焦点をあてた展覧会「世界トリエンナーレ」も開催され、新しい工芸の展示は新風を巻き起こし、双方とも好評を博したといいます。また、金沢市では1995年の「世界工芸都市宣言」以降、世界の「工芸的なるもの」の可能性を模索し続けています。
著者は、工芸が、新たな美術動向、トレンドを示し、さらには未来を語る表現物と捉えて、そうした作品をつくり続けている50人の工芸作家を選び、その作品を紹介しています。
本書は、変化を続ける現代の社会状況や社会現象のなか、従来の「工芸」に収まりきらなくなった「工芸」を、美術のなかの新しいジャンルと位置づけ、そうした「工芸未来派」の全貌を紹介する、最初の「新しい工芸」本。

